コレクションというほどでもないけれど、一時期ハードオフでジャンクのキーボードを買い漁っていました。
普段は赤軸のメカニカルキーボードを使用しているのですが、お医者さんが使っているようなカチャカチャとした打鍵感のメンブレンキーボードに憧れがあったんです。
後から調べるとそれはChicony KB-3920というキーボードでした。
ローマ字入力世界記録を取ったのもこのキーボードらしいです。
このキーボードは中古で多く回っているという話を聞き、ハードオフを巡る生活が始まりました。
最初はKB-3920を探すつもりでしたが、続けていると様々なジャンクキーボードに興味を持つようになりました。
ジャンク品なので、300円程度で凄いものが落ちていることもありました。
薄型のBluetoothキーボード、静電容量無接点方式(と思われる)のテンキー、独特の反発感を持つメンブレン......。
ハードオフ巡りのこのワクワク感は、間違いなく中学時代の僕の思い出の一つであり、それは今も続いています。
そんな生活を数ヶ月経て、ついに僕は例のKB-3920が100円で売られているところを見つけました。
その場で買い、持ち帰って洗剤で洗いました。
すると残念なことに、洗剤が軸に付着していたオイルまで流してしまったのか、念願のカチャカチャ感は失われていました。
とても不満でしたが、またもや数日後100円で売っている店を見つけたので買いました。
元から目立つ汚れがなかったので、軽く表面を拭いただけで使うことにしました。
打った感触は正に僕が求めていたカチャカチャそのもので、それ以来デスクトップPCのメインキーボードにしています。
大した話ではないですが、この機会に書いておきました。
それでは。